2020/01/11 14:46

みなさんはどんな食器の窯〈メーカー)がお好きですか?ノリタケ、アラビア、コペンハーゲン、ウェッジウッド・・・素敵なメーカーがたくさんありますよね。


アンティークやビンテージの世界にも、古くから続いている、あまり知られていない、もうなくなってしまった、

レトロなデザインで可愛いetc、そんな窯〈メーカー)がたくさんあります!


↓↓↓ 今日紹介するのは、そんなアンティークカップの世界から、

英国王室御用達の「ロイヤルドルトン」という窯のカップです。





今から約100年くらい前、1902-1922年頃につくられたカップソーサーです。

八角形のデザインされた形に流れるような花が描かれたとても美しいカップです。






手彩色で丁寧に仕上げられています。


古いイギリスのデザインには「シノワズリ」「ジャポニズム」といって

東洋的なデザインのもの、またどこかに東洋的な雰囲気を取り入れたものなどたくさんあります。

西洋の美しさの中に、どこか懐かしい感じがするので日本人にも支持されています。






バックスタンプ(刻印)も楽しみのひとつ★

国、年代、シリーズによってデザインも様々。

動物だったり、王冠だったり、アルファベットだったり・・・



*ロイヤルドルトンは、1815年設立のとても古い窯です。創業者のひとり、ジョンドルトンの名をとって

1953年に「Doulton」という会社名になり、1901年にエドワード7世からRoyalが与えられて、

「Royal Doulton〔ロイヤルドルトン)」になります。


現在はミントンやロイヤルアルバートなどを傘下に収めるイギリスでも有数の陶磁器メーカーです。

1966年に閉窯した歴史的名窯シェリーもロイヤルドルトンの傘下となりました。






ロイヤルドルトンのアンティークカップはセンスのいいデザインが多く、

個人的にも大好きです。


強すぎず、柔らかすぎ、甘すぎず、どこか心地が良くて、とても落ち着く、

そんな程よさを感じます!






心を豊かにしてくれるアンティーク&ビンテージのカップ&ソーサー

食卓を彩る楽しいアートのようです!



【第1回】コールドン窯は こちら



RUSTY ANTIQUE